ホワイトニング
ホワイトニングは興味があるけど、歯を痛めると聞いたので抵抗がある…
ホワイトニングに興味はあるけど、思いとどまっているという方も多いのではないでしょうか?
ホワイトニングのメカニズムから種類によっては歯を痛めてしまったり、お食事するとすぐに後戻りしてしまうものもありましたので、当院では以前は導入をしておりませんでした。最近では新しいホワイトニング材が次々の開発され、後戻りもしにくく、かつ歯を痛めるどころか逆に歯質を強化するホワイトニング材も開発されています。
当院ではその中から短鎖分割ポリリン酸を使用したホワイトニングを行なっております。
ポリリン酸ですが、鎖のようにリン酸分子がつながっていますが、つながる数により長さが変わり、働きも変わります。
世界的権威のアーサー・コーンバーグ教授の遺志を継ぎ柴肇一先生がその鎖の長さを正確に整えて製造する技術を開発され「分割ポリリン酸®」の製造が可能となりました。
ポリリン酸は長さによって働きが変わります。短鎖分割ポリリン酸という短い鎖のポリリン酸は歯の表面に汚れより強く結合して、歯をコーティングすることで新たな汚れをつきにくくする作用があります。また、それだけではなく歯の表面のエナメル質を強化します。柴先生がこの素晴らしい技術を開発されなかったら、まだホワイトニングは導入に至っていなかったと思います。
この短鎖分割ポリリン酸のおかげで通常のホワイトニングのように次のホワイトニングまで2週間開ける必要もありません。
歯の色で悩んでいる方、興味はあるけど踏み切れなかったという方は、まずは一度、ご相談にいらしてみてください。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院にて、歯科医師もしくは歯科衛生士が行うホワイトニングです。
1回の通院で歯を白くすることができますので、短期間で歯を白くしたいという方にはおススメの方法です。
従来のオフィスホワイトニングの場合、「しみる」「後戻りする」「歯を痛める」などといったデメリットもありましたが、当院で扱っているポリリンホワイトニングは、「痛くない」「白くなる」「低価格」で歯を白くできる新しいホワイトニングシステムです。
更に、ポリリンホワイトニングと、C-APシステムという歯質を強化するシステムを組み合わせた「ハイブロットポリリンホワイトニング」も取り扱っております。
ミュゼホワイトニング
ポリリンホワイトニングとは、過酸化水素(漂白作用をもつホワイトニング剤)に、短鎖分割ポリリン酸Naという生体成分を加えた薬剤を使用する、新しいホワイトニング方法です。
従来までの過酸化水素のみによるホワイトニングの場合、ホワイトニング時に歯の内部が一時的に脱水状態になり、強い痛みを感じたり、歯にダメージを与える等といったデメリットもありました。
ですがポリリンホワイトニングの場合、脱水と同時にポリリン酸が歯の内部に潤いを与えるため、脱水状態にならず、痛みやダメージを抑えることができます。
低刺激のまま漂白効果 UP
『短鎖分割ポリリン酸Na』には歯の表面に付着した汚れを優しく浮き上がらせて剥がし落とす力と共に、歯の内部を漂白する「過酸化水素」の漂白効果を高める働きがあります。
そのため、過酸化水素濃度を低くして刺激を抑えながらも、充分な漂白作用を保つことが可能です。
ダメージから歯を守るため、痛みにくい
歯を漂白するホワイトニングでは、過酸化水素が歯の内部の色素を分解する際に脱水作用を伴うため、強い刺激(痛み※)を感じさせます。
ポリリン酸を使用するホワイトニングでは、漂白で脱水した部分にポリリン酸が瞬時に入り込み、潤いを与えることでダメージから守り、施術中・施術後の痛みを大幅に軽減させます※。
※効果を保証するものではありません。施術の効果には個人差があります。
※痛みや効果には個人差があります。当歯科医院の見解です。
色戻りしにくい。飲食制限もなし
従来のホワイトニングでは、過酸化水素が歯を漂白する際に引き起こす脱水症状により、施術後の歯は外部からの色素を水分と共に吸収しやすくなるため、着色を防ぐために厳しい飲食制限が必要です。
ポリリンホワイトニングの場合は、脱水と同時にポリリン酸が歯の内部に潤いを与えるため、脱水状態にならず、色素が入り込む隙を作りません。
そのため施術後すぐに飲食が可能です。また、歯の表面がポリリンによりコーティングされるため、汚れの再付着も防ぎます。
ポリリンコーティングで、むし歯・口臭も予防
ポリリンホワイトニングをすると、分割ポリリン酸Naにより歯がコーティングされます。
ポリリン酸は、歯の汚れを落とすだけでなく、歯に汚れが付着するのを防ぐ働きもあります。このため口腔内が清潔に保たれ、口内環境が整うことでむし歯や歯周病、口臭の予防にも役立ちます。
ポリリンホワイトニングの施術だけでもコーティング効果がありますが、ポリリンを追加で塗布するポリリンコーティング(ポリリントリートメント)などのオプションメニューでさらに予防効果は高まります。
エナメル質を強化し、透明感・ツヤUP
従来のホワイトニングは、過酸化水素による漂白効果の他に、歯のエナメル質表面を平らな状態から細かい凹凸状態に変えることで、光を乱反射させ、歯の中の色を透けにくくし、白く見させる効果もあります。(マスキング効果)そのため、仕上がりは「すりガラス」のようなややマットな白さになります。
一方ポリリンホワイトニングの場合、漂白による白さに加え、ポリリン酸の〈再石灰化〉を促す働きにより、歯のエナメル質の主成分である透明な「リン酸カルシウム結晶」が歯の表面を覆い、ツルツルした質感で、ツヤのある透明感の高い白さに仕上がります。
ハイブリットポリリンホワイトニング
ハイブリットポリリンホワイトニングとは、短鎖分割ポリリン酸を使用したスーパーポリリンホワイトニングに、更に、歯質を強化するシステム「CAPシステム」を組み合わせたホワイトニング方法です。
CAPシステムとは、鶴見大学の見明康夫先生(口腔解剖学講座・客員教授)との共同研究により完成したシステムで、歯質強化と歯の石灰化を促進することができる世界初の予防システムです。
ハイブリットポリリンホワイトニングは、歯のホワイトニングだけではなく、歯質を強化しむし歯予防の効果も期待できるため、安心して施術を受けていただくことができます。
歯の表面のエナメル質は年齢とともに薄くなってきます。そのため歯の奥の象牙質の色に影響されて歯の色が濃く変色してくるように感じます。
また、経年変化で歯の内部の結晶の形態が複雑化してホワイトニングの薬剤が浸透しにくくなるので、白くなりにくいです。
通常のホワイトニングで白さを感じにくい場合にはこのエナメル質の変化が影響している場合も考えられます。
そのような場合にはCAPシステムで歯の細かい傷を埋めて歯質を強化してから行うハイブリットポリリンホワイトニングをお試し下さい。
また、若い歯でも先端に透け感のある歯は先端が白くなりにくいので、その場合もハイブリットポリリンホワイトニングの方が効果を感じやすいかと思います。
項目 | 目的 | 内容 | 価格(税込) |
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ハイブリッドポリリンホワイトニングシステム |
歯質強化+ |
CAP Systemで歯質強化と新層アパタイトコートで歯の表面の傷を改善します。 |
22,000円 |
3日間お手軽初回コース:1日〜1週間に1回のペースでその歯のもつ限界の白さにします、最終の3回目にはポリリントリートメントを行います(CAP Systemが3回中1回となります) |
55,000円 |
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3日間念入り初回コース:1日〜1週間に1回のペースでその歯のもつ限界の白さにします、最終の3回目にはポリリントリートメントを行います |
66,000円 |
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お手軽1年コース:初回コースを終了した後、3ヶ月ごとに定期メンテナンスのためのホワイトニングを行います半年ごとにポリリントリートメントも行います全4回(CAPSystemが4回中2回となります) |
77,000円 |
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念入り1年コース:初回コースを終了した後、3ヶ月ごとに定期メンテナンスのためのホワイトニングを行います半年ごとにポリリントリートメントも行います全4回 |
88,000円 |
歯のトリートメント
歯の表面を保護し、歯の再石灰化を促します。ポリリンコーティングにより、歯に汚れをつきにくくして、白さを長持ちさせます。ホワイトニング後の歯におすすめです
項目 | 目的 | 内容 | 価格(税込) |
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ポリリントリートメント(1歯) |
歯の栄養補給 |
ポリリンホワイトニング後の歯の表面を短鎖分割ポリリン酸でトリートメント(コーティング)することで、汚れをつきにくくホワイトニングの効果をより長く持続させます |
220円 |
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングはご自宅にて過酸化水素の入っている歯科医院でのみ取扱可能な専用の薬剤を使って歯を白くする方法です。(ホワイトニングという言葉はよく使われていますが、日本では歯科医院以外で一般に販売されているものには過酸化水素は使えません。)
ご自宅での取り扱いのためオフィスホワイトニングにくらべ過酸化水素の濃度は低くなるため、ホワイトニングの効果が出て白さを感じるまでに時間がかかりますが、白さの限界値はホームホワイトニングの方が高いと言われていて、透明感のある白さになります。
ホワイトニングは歯の漂白ともいいます。
漂白というのは色素の分子を細かく分割して光が当たって反射する色素の大きさを小さくして、着色を見えにくくすることを意味します。色素自体が抜けてなくなってしまうわけではありません。時間と共に細かくなった色素が再結合するため、色素が大きくなり目で見えるようになります。これにより色が後戻りしたと感じますが、この化学的な反応のかかかる時間は歯の質、環境等で個人差がありますが、必ず起こることです。
歯の場合は過酸化水素の作用で漂白をしていきます。他の漂白と同じく色の後戻りはおこります。そのため歯の白さを保つためには定期的にホワイトニングが必要です。
歯の白さを保つために、定期的にホワイトニングする薬剤なので、当院では歯のホワイトニングをしながら短鎖分割ポリリン酸による歯の質の強化をができる薬剤を使用しております。
一般的な歯のホワイトニング剤とは違いマスキング効果(歯の表面をすりガラスのようにして光の乱反射により歯を白く見せる効果)がないため、ホワイトニング後のきびしい食事制限はありません。
過酸化水素6%の薬剤で効果的な美白、ポリリン酸が黄ばみのもとを浮かせて除去します。さらにプラチナナノコロイドが過酸化水素を活性化し、時間を短縮します。ポリリン酸が水分補給をし、歯に脱水症状がおきにくいため、しみにくく術後すぐの色戻りを防ぎます。
オフィスホワイトニングの後に、ホームホワイトニングを組み合わせると白さが保たれ効果的です。
→デュアルホワイトニングについて
項目 | 内容 | 価格(税込) |
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スターターキット |
片顎)ご自宅でするホームホワイトニングのトレー(上又は下)と薬剤1本のセットです |
36,300円 |
上下顎)ご自宅でするホームホワイトニングのトレー(上下)と薬剤2本のセットです |
47,300円 |
|
ポリリンホームホワイトニングキット |
効果をより高めることができ、ホワイトニングの時間を短縮するライトです |
10,120円 |
ホームホワイトニング専用薬剤 |
ホワイトニング剤1本 |
13,200円〜 |
デュアルホワイトニング
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングのそれぞれの利点をあわせたホワイトニングの方法です。まずはご希望のオフィスホワイトニングにて限界の色まで白くして、その後ホームホワイトニングをご自宅でしてい頂きます。
ホームホワイトニングはご自宅にて過酸化水素の入っている歯科医院でのみ取扱可能な専用の薬剤を使って歯を白くする方法です。(ホワイトニングという言葉はよく使われていますが、日本では歯科医院以外で一般に販売されているものには過酸化水素は使えません。)ご自宅での取り扱いのためオフィスホワイトニングにくらべ過酸化水素の濃度は低くなるため、ホワイトニングの効果が出て白さを感じるまでに時間がかかりますが、白さの限界値はホームホワイトニングの方が高いと言われていて、透明感のある白さになります。
ホワイトニングは歯を白くするのですが、歯の色によってホワイトニングの後の色が違います。同じ薬液を使って全く同じ方法でホワイトニングをしても、他の人と同じ色にならないということです。色見本と全く同じ色にしたいと思っても、歯の構造上・ホワイトニングのメカニズムからも、難しく個々の歯の限界があります。これを可能な限り色見本に近づけたいというご希望があればオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせるとことをお勧めします。
それでも限界はありますので、その場合には別の方法で白い歯を実現することができます。
→歯を白くする別の方法はこちら
歯を白くするその他の方法
過酸化水素で歯そのものを漂白をしないで歯を白くします。
歯自体の色は変わりませんが、歯の表面の汚れを除去する方法です。
エアフロー
専用パウダーで歯表面の着色を除去します
再び表面に付着しますので、定期的に繰り返し除去をしていきます。
ホワイトニング以外で、当院ではこの方法が第一選択肢となっておりました。
費用:5,500円(1回1/6ブロック)前歯上下だと2/6ブロックとなります
CAP System
短鎖分割ポリリン酸を使い、歯の表面の汚れを落とし、なおかつ歯表面のエナメル質の傷を修復し、歯質の強化ができます。再石灰化により歯の表面が平らになり、鏡面効果により白さと輝きを与えます。歯質強化によりむし歯予防と歯石が付きにくくなり、歯周病予防にもなります。また、歯ぐきが下がって歯の根が露出している場合でも施術できるので、年齢を重ねた歯に起こりやすい歯の根のむし歯予防にもなります。
全部の歯が対象となり痛みがなく、歯質の強化にもなるので現在はエアフローよりCAP Systemをお勧めしております。
費用:9,900円(全歯)