衛生管理

クラスB滅菌器「バキュクレーブ31B+」



クラスB滅菌器「バキュクレーブ31B+」は、医療先進国のヨーロッパ規格EN13060においてクラスB条件をクリアした滅菌器です。

ヨーロッパ規格EN13060ではクラスB、クラスS、及びクラスNという3種類の滅菌サイクルのクラスがありますが、その中で唯一クラスBサイクルだけが全ての形状の被滅菌物（固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装）を滅菌できるとされています。

Class B	最も厳格な基準で最高レベルです。滅菌前、乾燥時に数回の真空状態を作り、あらゆる種類や形状の器具に対応可能です。
Class S	ClassＮの滅菌対応可能な各種器具にプラスし、滅菌器メーカーの指定した特定器具の滅菌に対応できます。 滅菌前の1回、真空状態を作りを行い高圧蒸気滅菌します。ClassＢに次ぐ性能で、だいたいの器具に対応することができます。
Class N	未包装の固形器具に使用可能な滅菌器です。滅菌後には保管せず、使用しなければなりません。 大多数の歯科医院で使用している最も一般的なタイプです。

 

ハンドピース等も患者さまごとに滅菌・交換



当院では、治療に使われる器具はすべて患者さまごとに交換、滅菌しております。

治療に使うハンドピース（歯を削る等で使うドリルのような回転切削器具）は患者さまごとにハンドピースに適した滅菌器で滅菌し、その後太陽光の約100倍の強力な紫外線をもつ紫外線殺菌器で殺菌処理を行っております。
装置内中に器具を入れることで、ウイルスが不活化(感染能力がない状態)されます。




 

口腔外バキューム



歯や金属を削ったりする時には、目には見えない、非常に細かな粉塵が飛び散ってしまいます。これらを強力な力で吸引し、快適な診療室を作ります。

掃除機のような音がするのでびっくりしてしまうと思いますが、とても頼もしい機械です。

 

使い捨て出来るものは、なるべく使い捨て



エプロンやうがい用のコップ、診察用グローブなどは患者さまごとに使い捨てのものを使っております。

その分、コストもかかりますし廃棄の量も多くなりますが、患者さまに安心して治療を受けて頂くために、必要なことと考えております。